stairs

捕らえるつもりが囚われて、足元をすくわれる。
その先へ行こう、そう思って築いたはずの場所。平穏という名の罠。

気配

まだまだだと思っていたら、思ったより近くにいて、
一度気がつくと、その声は、前よりずっと響くようになった。

境界線

ある時は手前に、ある時はもっと遠くに
それがどんなものだろうと、どんなところだろうと
越えられるからこそ、それは目の前にある

存在

そこにいる。
知っているから、ひとりでも怖くない。