まどろみ

だんだん明るくなる空をまとってじっと息を潜める
夢でも現実でもない時間が
ひたひたと忍びよってそっと頬にふれた

白昼夢


その中で泳ぎ始めた途端、
闇にのまれてしまいたいという思いが頭を擡げる