ichilog
遠回り
もがく。
前に進んでる感覚もない。前より酷くなってるような気さえしてる。
だけど、ふと顔を上げてみれば、知らない景色が見えていた。
振り向いたら、踏みしだいてきた路が足許まで繋がってた。
どこまでも、どこからも繋がってる。
始まって、終わって、いくつものことが繋がっているんだ。
予感
始まりの前の、その一瞬の静けさ。
ここから始まるいろんな可能性を全て含んで、光を放つ。
向こう岸
織姫と彦星が会える一年にたった一度の七夕。
例え、毎日会っていても分かり合えない人もいるというのに。
大きな川、向こう岸に渡れる船着場はいったいどこにあるのだろう。
風が気持ちいい夜だから
風が気持ちいい夜だから、歩こう?そして、話をしよう?
これからやってみたいことってなに?見てみたいのはどんな景色?
秘密にしておくから、こっそり話して?
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